ニコニコ大百科

俺がこのスレの皇帝だ！
お前らは全員死刑だ！命令だぞ！
（小学生並の発想）

ノートン1世ｗｗ　でも好きだなあの人
平安以降って明治天皇以外は天皇って宗教上のトップって考えるべきだよな…
ペリーもそんなこといってたけど

>>176
「革命」と「revolution」も同じだね。
革命は文字通り「名を革する」、つまり天命を受けて王朝を交代することだが、
revolutionもまた文字通り「逆転」であり、王侯と庶民の立場が入れ替わることだった。

>>176
西洋文化にも皇帝は王の上位に立ったなんだけど。

元々皇帝（インペラートル・カエサル・アウグストゥス）とはローマを統治する君主（名義上は民選元首だけど）の称号で、
王（ラテン語系のレクス・ロイ・レイとサクソン語系のケーニヒス・キングとか）はローマに属する蛮族部落の頭領の称号なので、
古い秩序には皇帝が（少なくとも名義上で）王を統括するものであり、
正統なる帝位は西ローマ皇帝（のちに神聖ローマ皇帝に継承された）と東ローマ皇帝（即ちビザンツ皇帝、のちにロシア皇帝に継承された）のみである。
まぁこの秩序はナポレオンの皇帝即位により破られたけどね。

唯一の例外はギリシャの「バシレウス」である。
普通「王」と訳されたが、ビザンツ皇帝ヘラクレイオスが「アウグストゥス」の訳語である「セバストス」の代わりに、
この「王」のギリシャ単語を皇帝の称号として用いた。
以降、皇帝は「バシレウス」となり、属国の王はラテン語風な「レガス」となった。

>>184
むしろ皇帝とemperorの共通点は「王の上の称号」であることだけなんだが。それ以外のあらゆる面で両者は異質。

両者の最大の違いは複数存在できるかどうかにあると思う。中国皇帝は「天子」とも呼ばれるようにあくまで唯一の「世界の中心」であり、仮に誰かが「皇帝」を自称しただけでそれが現皇帝の否定・敵対行動につながる(宋・遼みたいな例外は存在したけど)。
だからこそヴェトナムや朝鮮が独立国として振る舞う時に皇帝を称した(中国皇帝が世界の中心である＝格上、宗主国であることを否定する)わけで。

一方emperorはその成り立ちからして複数存在しても問題ないし、実際国際的に認められて無くても皇帝を自称する国はあった。

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>>186
中国の王朝に正面きって反抗したくない、けれど独立国であることは示したいと考えた末の称号だからな、天皇って。

見方によっては皇帝＞天皇ともとれるし、同格とも解釈できる。実際よく考えられた称号だと思うよ、天皇は。

>>186 >>187
はっきり言うと、天皇と皇帝は同格である。

養老令によると、天皇は対外交渉の時「皇帝」と名乗り、国内詔書を下す時は「天皇」と称した。

一方、中国には「天皇」と名乗る皇帝もいた。咸亨五年（西暦674年）、当時の皇帝・唐の高宗（中国統一王朝の最大版図を築いた名君だけど、最高の名君である父・太宗と唯一の女帝である妻・則天后の方がずっと有名）が天
皇と称し、妻の天后と「二聖」と並んでいて、中国歴史上唯一の天皇となった（遼の太祖が称した「天皇帝」を抜けば）。日本の天皇は高宗の真似という説もある（なにせ初めて天皇と名乗った二回目の隋への国書は日本書紀にしか記載されてなくて、日本書紀自体が720年に成り立ったので）

ノートン一世の名前があって吹いたww

ノートン一世の墓碑銘を考えた人はセンスあると思う。

>>182
良くこういう事を言う人がいるけど、天皇の宗教性は、歴史的には大したものじゃないよ。
もし宗教性が大きかったなら元天皇の出家（太上法皇）なんて言語道断という話になる。
いわゆる｢日本教｣という曖昧なもののシンボルという意味ならある程度当てはまるけど、それは宗教性とはちょっと違う。

>>190
天皇＝神道のトップっていう考えが強く意識されるようになったのは明治期からだしなあ。
それも神道の宗教性云々よりも近代国家における天皇の権威強化としての側面が強いし。
例えばタイ仏教のトップであるタイ国王と比較すると宗教性はそこまで強くない。

さらっと紛れ込むベア皇帝に草不可避

明治以降だと天皇＝国家神道の最高権威にして天照大御神の子孫たる現人神
って仰々しい感じだけど、古事記・日本書紀だと割とへっぽこな扱いだよな
神武天皇ですら熊野古道の名無しの熊神さんの毒気にやられるし…

>>185
なんとなくだけど
中華世界の「王」ってヨーロッパで言う「grand duke」（日本語訳：大公）に近い印象を受けるな

「王」を名乗る君主は中華世界では清帝国に対する李朝のように
属領扱いされてきたから

王＝貴族の称号
がしっくりくる
日本も一部の皇族が「王」を称号に使っていたから尚更

天皇陛下よりイギリス国教会の長であるイギリス女王の方が宗教性が強いな。

>>189
そらトム・ソーヤーやら王子と乞食やら
その時代の超絶ベストセラー作家の作だぜ？

削除しました

割と真面目な話でノートン１世が合衆国全土の皇帝になっていたらその後のアメリカ人の歴史はもっと幸福なものになってたかもしれん

皇帝は案外支持層に制約される商売でね
ノートン一世が統治できたのはせいぜいシスコ……もとい帝都サンフランシスコくらいだろうさ
それも実質的な政治決断ではなく、日本の象徴天皇制のような統治が精一杯だったと思われる

というかそれが史実か

やっぱ代表なのはロシア皇帝だろうな
世界国土の二割を支配したとされるロシアのトップは
まさに最も皇帝と呼ぶにふさわしい

他にも大公とか法王とか法皇とかいろんな呼び方あるけど
基本的に支配領土の範囲によって呼び方は変わるんだと思う
ルクセンブルグとかあの人口と面積で皇帝とか王とか恥ずかしいし
法皇みたいに「人口支配範囲」がめちゃくちゃ広い人に関しては
その「法皇」って呼び方がぴったりだし様々だね

支配領域の広さなら大英帝国じゃねーの？
ロシアでかいけど人口密度低いシベリア征服するより中国統一した方が皇帝らしいと思う
面積についてはコンスタンティノープル周辺しか支配してなかった末期の東ローマ皇帝でも各国から皇帝と見做されてたわけだし小さくてもよくね

皇帝の元ネタと言われてる三皇五帝って、三皇は天皇・地皇・泰皇で、五帝が炎帝・黄帝・堯・舜・禹だと思ってたけど、いろいろな説があるらしいな。
知ってるかもしれないが、>>194よ
戦国時代以前までは中華世界には王は一人だけだぞ（楚は普通は入れない）。
中華世界における王は諸侯を封建し、唯一、天を祀ることができる存在だった。
それが、戦国時代になって諸侯が王を称するようになり、「王」の価値が下がったため、秦王政により新たな天子号として「皇帝」が誕生した。

誰もが一度は憧れる職業

地球征服して皇帝名乗って世界中の美女＆美少女かき集めてハーレム生活したい

有能かつ自分を絶対に裏切らない腹心が周りを固めてないとかえって生きにくい立場だと思う

>>203
俺はゴメンだね

基本的に想像を絶する激務が待っているし
その責任は凡人と比べ物にならないほど重い
神経質な俺なら一週間で発狂だなｗ

それを放棄してハーレムウハウハ生活しまくったら今度は寝首を掻かれるな

>>205
そんなお前さんにはアメリカ合州国皇帝にしてメキシコの守護者オススメ
激務ないし責任もないよ！

天皇とかいう生ける謎
今まで残ってることが自体が謎
結構戦争だらけの日本で権威的存在として生き延びられたのが本当に不思議

というか天皇って皇帝より教皇の方が色んな意味で近いよね

もこうてい

カリグラ・ネロは周囲に見放されての殺害だけど
カエサルは一部の反対派が凶行に及んだだけで見放されてはいないのが特徴
反対派以外の元老院議員やローマ市民・軍団兵はカエサルを支持していたわけだし

ほんの40年前まではエチオピア帝国やペルシャ帝国が存続していて皇帝が存在していたってのがロマンを感じるよな