「朝倉宗滴」(あさくら・そうてき、1477~1555)とは、戦国時代に越前で活躍したチート爺である。
著書(?)に『朝倉宗滴話記』。
概要
従兄弟の朝倉景豊が謀反を起こしたのを9代目・朝倉貞景に密告。その功績で金ヶ崎城の城主に任じられた。
- 加賀の一向一揆と戦い、数十万とも言われた一向宗を1万の軍勢で打ち破った
- 北近江の浅井亮政と六角氏との戦いでは六角側に味方。浅井氏の居城である小谷城付近に5ヶ月も居座った
- 伝説の茶器、九十九髪茄子を所持していた
など。
宗滴には子供がいなかったため、朝倉景紀を養子に迎え、1527年頃に家督を譲ったとされる。しかしその後も第一線には出続けた。
1555年、加賀に出兵した際に病に倒れ、79歳で亡くなった。
※その他、朝倉宗滴についての詳細はwikipediaの該当記事を参照のこと。
戦国大戦
「勝ちたくば、我について参れ!」
Ver2.0にて登場。今まで浅井朝倉にいなかった3.5コス武将である。武田信玄と肩を並べるくらいの能力の騎馬隊。
計略は「勝事が本にて候」。戦場にいる味方の浅井家、朝倉家のコストに応じて自分の武力と移動速度が上がる。
Ver2.2では若かりし頃の宗滴が登場している。カード名は朝倉教景。コスト3の槍足軽である。
軍備という最大兵力の上がる特技を持っており、コストが高いことも相俟って家宝効果も含めれば圧倒的な兵力を得る事も可能である。
計略は「不敗の巧将」。そのままでは武力が上がるだけの計略だが、敵を倒すと効果時間が伸びる。
更に敵が城から出た場合、その都度自分の兵力が回復する。
戦国大戦では敵の攻城を防ぎ、かつ味方を撤退させないためには乱戦して死にそうになったら下げて別の部隊が乱戦、とすれば攻城ゲージは増えないので攻城を防げるのだが、この計略はそれをやると宗滴の兵力が回復してしまう。延々と敵の城際で居座られ、挙句倒されでもすれば更に居座られると泥沼の状況を引き起こす。かと言って放置すれば、高コストかつ槍の高い攻城力で城を大きく削られる、と敵陣に入った時の効果は絶大。しかし守りにはその性質上ほとんど向いていない。本人が槍なので鉄砲にはやや弱いが、相手が乱戦ローテしかできなくなった状況では厄介この上ない存在となるだろう。
朝倉宗滴話記とは
宗滴の経歴や、朝倉家の戦での教訓などを、萩原宗俊がまとめたとされる本のこと。
いつ頃の本なのかよく分かっていないが、宗滴の死後に完成した、と言われている。
「武士は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本にて候」
という一文が有名。
関連動画
補足
「信長の野望」(PC)シリーズにおける朝倉宗滴の能力一覧。チート爺たる理由が分かる。
軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | - | 政治 | - | 魅力 | - | 野望 | - | ||||||
武将風雲録(S1) | 戦闘 | 82 | 政治 | 74 | 魅力 | 82 | 野望 | 68 | 教養 | 88 | ||||
覇王伝 | 采配 | 87 | 戦闘 | 83 | 智謀 | 79 | 政治 | 82 | 野望 | 68 | ||||
天翔記 | 戦才 | 166(A) | 智才 | 158(A) | 政才 | 156(A) | 魅力 | 81 | 野望 | 68 | ||||
将星録 | 戦闘 | 87 | 智謀 | 85 | 政治 | 78 | ||||||||
烈風伝 | 采配 | 85 | 戦闘 | 64 | 智謀 | 76 | 政治 | 73 | ||||||
嵐世記 | 采配 | 100 | 智謀 | 96 | 政治 | 80 | 野望 | 72 | ||||||
蒼天録 | 統率 | 82 | 知略 | 79 | 政治 | 66 | ||||||||
天下創世 | 統率 | 82 | 知略 | 80 | 政治 | 67 | 教養 | 78 | ||||||
革新 | 統率 | 95 | 武勇 | 90 | 知略 | 91 | 政治 | 77 | ||||||
天道 | 統率 | 95 | 武勇 | 90 | 知略 | 91 | 政治 | 77 | ||||||
創造 | 統率 | 92 | 武勇 | 88 | 知略 | 87 | 政治 | 74 |
関連項目
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