センシはいつもかっこいいよとは、漫画『ダンジョン飯』に登場する台詞である。
概要
冒険者パーティーのリーダーであり本作の主人公であるライオス・トーデンの、パーティーメンバーであるドワーフのイズガンダのセンシに対する誉め言葉である。
ライオスパーティーは物語の途中、『シェイプシフター』という魔物に遭遇する。この魔物は獲物の幻影を作り出して惑わす能力を持つ。幻影は仲間の記憶に基づいて作り出される。つまり、出現した幻影(=偽物)は仲間の誰かのイメージに基づいた自分なのだ。
本物と偽物を見分けるのは中々に困難ではあったが、ライオスの偽物は一掃され、他の仲間も本物と偽物が一人ずつ、という所まで絞る事は出来た。最後の決め手が見つからず困るライオスだったが、ここで仲間の一人マルシルが中々言い出せなかった疑問を口にする。片方のセンシ、妙にかっこよくないか?と…
答えを先に言ってしまうと、その「かっこいいセンシ」が偽物なのだが、ここでライオスが一言。
「センシはいつもかっこいいよ」
ライオスはセンシを尊敬しており、当然センシの事を本当にかっこいいと思っている。そして、なんやかんやあっても、ちゃんと本物のセンシを判別できてはいたので、この台詞の意図は「本物だろうが偽物だろうがセンシがかっこいい事に変わりはない」ぐらいのニュアンスだった可能性がある。それはともかく、問題はこの後に続くチルチャックの発言。
「センシはこんな間抜け面じゃねーよ」
エルフであるマルシルがドワーフに対して何かしらの偏見を持っているというのはよくある設定だが(実際、センシはエルフや他種族に対する偏見、無知等がかなりある)、チルチャックの種族であるハーフフットは、短命、小柄、非力である為、長命種であり大柄、剛力なドワーフに憧れる傾向があるようだ。
つまり、「本物よりかっこいいセンシ」が生み出されたもとはチルチャックの持ってるイメージからで、彼からすればドワーフであるセンシはかっこよく見えるのだろう。ある種の理想像みたいな感じになっているためか、本物と偽物を並べると本物の方が間抜け面に見えてしまっていたのかもしれない。
それはともあれ、結局のところ偽物を排除する事は(ライオスには)出来なかったため、幻影の本体であるシェイプシフターをぶちのめして解決したのであった。
用法
センシは料理に戦闘にと大活躍で、含蓄ある言葉、若者を護ろうとする責任感、面倒見の良さ、ダンジョンに生活する事に関するこだわり等、かっこいいところが多い。なので、
また、中々に汎用性がある台詞なので、他に「普段は間抜けに見えるけど今はかっこよく見えるよ的な言われ方をされたけど本当はいつもかっこいいキャラ」みたいな感じなのを見かけたらすかさず、
と、優しくフォローしてもいいだろう。(「なんか言い方がライオスみたい」とか言われても責任は持たないけど)
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